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2009年6月27日 (土)

枝豆はいつからビールの友となったのか

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以前から疑問に思っていたことがあります。それは・・・

「ビールと枝豆」と言うが、枝豆の味は本当にビールに合っているのか?

ということです。

 いや、確かに塩気や枝豆の風味、甘みはビールの苦味と合っていると思います。けど、なんというのでしょうか。枝豆を食べて「うわー、ビールうめーーーっ!ゴクゴクーー!」という感じではないのです。そういうのは、やはり唐揚げとか餃子とかソーセージとか。濃くて油っこいもの。特に日本で通常飲まれるビールの場合はそういう物の方がより合っていると思うのです。枝豆の場合は「うめーーっ!」となるのですが、それはビールそのものの旨さや最初の喉ごしであって、枝豆とビールの味が出会ったからという感じがイマイチしないのです。

 最近よく飲まれるようになったプレミアムビールの場合は、ビールそのものの味を楽しむということで枝豆のような淡く、塩気のある味の方がいいと思います。けど、それは最近の話。昔から定番と言われている「ビールと枝豆」という組み合わせはいったいいつから言われるようになったのか。凄く疑問に思います。

 そんな時は調べてみようということで、まずはネットで「枝豆 ビール なぜ」みたいな感じで検索してみます。すると、やはり「なぜ枝豆とビールは相性がいいのか。」のような答えが沢山出てきました。そこには、「大豆(枝豆は大豆の未成熟の子実)はタンパク質やビタミン、ミネラルなど豊富に含み、レシチンはアルコールなどでダメージを受けた肝臓を修復したり肝臓の細胞の代謝に関与するから。」などビールを飲むときに枝豆を食べることは理にかなっているといったものが多くでてきました。しかし、これは後付けの理由。以前からこういうことを狙って食べていた訳ではありません。

 他にも、枝豆の収穫される時期とビールがよく飲まれるような時期が近いからとか、枝豆を鞘から出して食べるタイミングとビールを飲む間隔が合うからなど諸説でてくるのですが、決定的な物はみつかりませんでした。

 ということで、枝豆の歴史を調べてみました。枝豆の元と成る大豆は縄文時代ぐらいに朝鮮半島を経由して中国から入ってきたとされています。室町時代の書物には、枝豆として今と同じように茹でて食べる方法が記載されているそうです。そして、江戸時代には今頃になると枝についたままの茹でられた枝豆を屋台で「えだまめー、えだまめー!」と声を出して売っていたのだとか。江戸の人たちはこれを枝についたままかぶりついて食べ、この時期のファストフードだったようです。そして、枝について売られていた豆なので「枝豆」の名前が出来たとも言われています。江戸時代、凄いですね。

 ということで、枝豆は古くからあることが分りました。次にビールの歴史。ビールが日本に入ってきたのはやはり江戸時代。鎖国政策をしていた頃にオランダ人が持ち込んだようです。その後、明治になってノルウェー人でドイツで醸造技術を学んだアメリカ人の技師が横浜で日本初のビール醸造所を作り日本でビールが飲まれるようになったのだとか。しかし、庶民にも広くビールが飲まれるようになったのは戦後からのようです。

 枝豆の歴史とビールの歴史を調べるなかでは、両者の接点は特に出てきませんでした。

 すくなくとも、二つが出会ったのは江戸から明治以降。恐らくビールがよく飲まれるようになった戦後。特に高度成長期と言われるような頃に二つが出会ったのではないかと私は推測します。

 例えば夏の風物詩といわれるビアガーデン。昔はそれほど様々な料理も出ないし、調理方法も限られていたのではないでしょうか。また冷蔵の技術もそれほど無かったはず。そういう所では冷奴ではなく、同じ夏の風物詩、季節物として茹でた枝豆だったのではないかと思うのです。どこかのビアガーデンで「土用の丑の日にはうなぎ」的に「ビールには枝豆が最高!」みたいなキャンペーンが打たれてそれが定着したとか。そんな背景があるのではと推測しています。
 しかし、それはあくまで私の推測。確証に至る事実をまだつかめていません。今後も研究課題として調べてみます。

 けど、今夜(昨夜?)はビールと枝豆。東京は梅雨の中休みで最高気温31度の蒸し暑い日でした。夏は近いですね。

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コメント

以前、枝豆を茹でるときに、茶葉を入れるといいと聞いたことがあります。
一度試してみたいとは思っているんですが。
どの茶葉がいいのかご存知ないでしょうか?

投稿: からくり武者 | 2009年6月28日 (日) 16時38分

茶葉ですか。それは知りませんでした。茶葉を入れるとどんな効果があるのでしょう?豆の香りがよくなるとか、茹で上がりが綺麗とか?
調べてみます。

投稿: 吉成 | 2009年6月29日 (月) 12時58分

そういえば、私もずっと思っていたのですよ。
枝豆はほんとにツマミとしてビールに合うのかと。
戦前は、ビアホールでナマの大根とか、漬け物とかが出されていたとかいう話も聞いたことがあります。
もちろん海外では、ゆでた枝豆を食べながらビールを飲むという習慣はないみたいですし。
そもそもが、大豆を青い内に食べるのは日本くらいだとか。

投稿: Hikoji | 2009年7月 7日 (火) 22時21分

コメントありがとうございます。
どうやらその後の調べでは、明治時代に日本で初めて出来たビヤホールでは枝豆は出ていなかったようです。
そして、戦後の高度経済成長の頃には確実にメニューに枝豆はあったそうです。

ただ、戦前にも枝豆が出ていたかもしれないようで、出始めたのがいつなのかハッキリしません。

まだこの話は調査が必要です。

そして、最近では海外での健康ブーム、日本食ブームで枝豆も輸出されているようですね。海外の方に枝豆の感想を聞いてみたいものです。

投稿: 吉成 | 2009年7月 8日 (水) 13時01分

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