森の中で・・・をする方法を学ぶ
先日、とあるイベントに行ってきました。
「Leave No Trace」という言葉がありまして、直訳するならば「形跡、足跡、痕跡をとどめない」となります。今回行ったイベントはこの「Leave No Trace」という考えに基づくキャンプの方法や理念に関する内容を聞くもの。イベントタイトルはその名も・・・
「LNT(Leave No Trace)を学ぶ 森のなかでウ○コする方法」(字を一部伏せさせて頂きました)
まあ、そんな衝撃的なタイトルのイベントです。イベントというより講演会でしょうか。20人ほどのイベントだったので、「話を聞く夕べ」と言ったほうがいいかもしれません。
主催は株式会社エクスプローラ地球探検隊という会社。現地代理店が主催する現地発着の長期ツアー、冒険ツアー、体験ツアー等を手配している会社です。こちらのホームページにどんなツアーを扱っているか詳しく出ています。
株式会社エクスプローラ地球探検隊
それで、イベントの内容はといいますと、講師の方がNOLS (National Outdoor Leadership School)という野外学校の「アラスカ・バックパッキング・アウトドア・エデュケーター」というコースで学んできたことや体験を、その時の写真とともに話すというもの。その講師の方のブログの記事から抜粋させて頂きますと、上のコースはこんな感じのものだそうです。
「車なんて入れない、文明から遠く離れた場所で、ついでに道もない場所へ歩いて入り、1ヶ月ほど、12人のメンバーと(3人のインストラクターと)キャンプで共同生活を送りながら、キャンプ生活の知識全般を完璧に身につけ、毎日変わる厳しい自然環境のなかで、共同生活での規則正しい思いやりあふれた生活態度と人間関係を身につけ、どんな困難にも立ち向かえるリーダーシップを身につけ、Leave No Traceな、歩いてきた足跡を残さないキャンプの方法と理念を身につけ、ついでに、それらを人に教えられるようになる。」
NASAの訓練生なども来ているようなコースなのだとか。過酷な出来事と感動が連続して起こる凄いコースのようです。講師の方のブログにはNOLSがどのような学校なのか、実際に行ったルートや装備、体験した事など色々と書いてあるので詳しくはそちらを見ていただくとよく分かります。イベントの時に使われた写真などもこちらで見られます。
青の洞窟
青の洞窟 テーマ:NOLS ALASKA
今回のイベントでは「Leave No Traceを学ぶ」ということで、まずその7つのポイントとなる言葉を教えていただきました。それがこれ。
・Plan Ahead and Prepare
・Travel and Camp on Durable Surfaces
・Dispose of Waste Properly
・Leave What You Find
・Minimize Campfire Impacts
・Respect Wildlife
・Be Considerate of Other Visitors
それぞれを訳しますと、前もって計画してから行動しましょう。歩く時やテントを張るときは丈夫な地面でやりましょう。ゴミは持ち帰りましょう。そこにある物は持ってこないようにしましょう。キャンプファイヤーはなるべくダメージの少ない方法でやりましょう。野生生物に敬意を払いましょう。他の訪問客に対して思いやりをもちましょう。こんな感じになります。
導入部分を聞いただけで実際に体験して学んだ訳ではないので理解の仕方が正確ではないかもしれないですが、安全で、尚且つ自然に負荷をかけない自然に優しいアウトドアライフを満喫しましょうといった教えです。
事前に計画して必要な量以上の食料を持っていかなければ廃棄してゴミを発生させることはありません。また、逆に装備が足りなかったら危険な状態に陥ることがあります。所構わずテントを張ったり歩いたりすれば、何年もかかってやっと生えてきた草木を踏み潰して二度と生えない状態にするかもしれません。特別なことが無い限り発生することの無い火をむやみに使えばその場所に多大な影響を与える可能性があります。
一つ一つを見れば割とよくある内容ではありますが、注意深く考えると非常に深い内容です。人工的に作られた町から自然に行く時は、我々は訪問者なわけで、相手のルールに合わせなくてはならないということですね。
ということで、トイレの際には穴を掘って行い、トイレットペーパーは使っちゃいけない。石とか小枝などを使うそうです。手もアリ。川原の丸くスベスベした石を煮沸消毒したものはかなりの高級ロールだそうです。詳しくは上のブログに書かれています。いや、それを学ぶことが今回の本題ではなかったのですけどね。一番衝撃的だったので・・・
それにしても、上の教えは自然生活でのことですが、行く前に計画を立てるなどは実生活でも必要なことと思って話を聞いていました。
買い物行く前に何を買いに行くか、何をどれだけ作るか決めて行けば無駄な買い物はしなくて済む。故にゴミも減る。環境への負荷も減るというものです。自然へのダメージを最小限にと言い出すと一番は自然の中に行かないことですが、既に自然を切り崩してその中に人の住む所を作っている訳で、空や大地や海はつながっているのだから、こういった考えは実生活でも出来る限りやっておくべきでしょう。そして、自然の中に行ったら向こうのルールに従って行動し、自然から色々と教えてもらう。
このまま地球の温度が高くなりすぎたり、海が汚れていったりすると、美味しいご飯が食べられなくなるとか、美味しい酒が飲めなくなるとかそんな簡単なことすら難しくなり、やがてはもっと深刻なことになる。分かってはいるのですが、楽を覚えてしまった人間にそれをやるのは難しい。はい、出来るところからコツコツとやっていきます。
ちなみに、上の講師の女性の方は高校時代の同級生。ソーシャルネット上で連絡を取る機会があり、ブログから今回のイベントの事を知って参加しました。卒業以来なので17年ぶりでしょうか。最近のネットは凄い。
面白い役立つ話をありがとう。
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